冠れん縮性狭心症とは
冠れん縮性狭心症という病気をご存知でしょうか?一般的な狭心症は動脈硬化により冠動脈の血管が細くなり、虚血を起こして発作が起こる病気ですが、冠れん縮性狭心症は動脈硬化はあまり見られないものの、冠動脈が痙攣(けいれん)を起こして発作を起こす病気です。
同じ狭心症ではありますが、起こるメカニズムが違う訳です。発作を起こすと、胸が締め付けられるような苦しみを味わいます。どちらも心臓の冠動脈に十分な酸素が行き渡らなくなることで発作を起こします。
冠れん縮性狭心症の特徴としては、深夜から朝方、特に明け方の午前4時〜6時の間に発作を起こしやすいということです。
冠れん縮性狭心症の原因と治療
冠れん縮性狭心症の原因は、正確には不明とされていますが、寒さやアルコールが引き金になることがあるそうです。また、喫煙との関連が深く、喫煙が血管を広げる物質であるエストロゲンの分解を促進し、その血中濃度を下げることが報告されていると言います。つまり、タバコは止めた方が良さそうです。
冠れん縮性狭心症は特に病巣が見当たらないため、治療法は外科的手術ではなく飲み薬での対応になるということです。冠動脈周辺筋肉の収縮を抑えるカルシウム拮抗薬や、冠動脈の弛緩、拡張効果のあるヘルベッサー等を用いて酸素が心臓に行き渡るようにし、発作を予防、抑制するということです。
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